活性酸素を撃退するためには食生活を改善するのがベストな方法です。普段から活性酸素を除去する働きをもつ抗酸化作用のある栄養素を含む食品を食べるように心がけましょう。そのなかでもスポーツ愛好者にはよりたくさん摂取してほしいのが以下にあげるビタミンです。以下の栄養素は体内に活性酸素が多い人ほど欠乏しがちになります。
■ビタミンEは抗酸化栄養素の急先鋒です。細胞を酸化により傷つけられることを防ぎます。その強い抗酸化力ゆえ、別名「若返りビタミン」といわれているほど。アーモンド、落花生、うなぎ、大豆、マグロの脂身、たらこ、小麦、植物油(オリーブ油、米油、ひまわり油、コーン油など)といった食品がビタミンEを特に多く含む食品としてあげられます。
その他、抗酸化作用の強いビタミンは……
■βカロテン(ビタミンA)
βカロテンは一重項酸素(紫外線により皮膚に発生する活性酸素の一種)に関してはビタミンE以上に効果を発揮することが知られています。βカロテンは体内で必要量だけビタミンAに変化します。ちなみに、ビタミンAは肌や粘膜の健康を保ちます。ビタミンAにならなかったβカロテンもそのまま抗酸化作用を発揮します。βカロテンは一石二鳥の栄養素といえるでしょう。
こんな食品を食べよう!
βカロテンは緑黄色野菜がもっとも多く含まれています。βカロテンは脂肪とともに摂取するのがお勧め! 体内でも吸収率が3~4倍になります。ほうれん草の炒め物などは最高のレシピといえるでしょう。ただし、使う油は新鮮なものを!!
■ビタミンB2
活性酸素の元凶のひとつである過酸化脂質の代謝を促してくれる抗酸化ビタミンです。
こんな食品を食べよう!
レバー、卵、大豆、乳製品はビタミンB2の宝庫です。ビタミンB2は熱に強い栄養素なので、加熱して食べてもOKです。ただし、水分に溶け出しやすい水溶性ビタミンなので、煮物などにした場合には、煮汁も食すようにしましょう。
■ビタミンC
ビタミンEと並び、抗酸化作用の強い栄養素です。ビタミンCが美肌成分として珍重されているのも、抗酸化作用によるものなのです。
こんな食品を食べよう!
かんきつ類、緑黄色野菜などに多く含まれています。難点はかなりデリケートで、水と熱に弱く、加熱するとかなりのビタミンCが失われてしまいます。生で食べるのがベストかもしれません(サツマイモだけは焼いても大丈夫です)。ビタミンB2同様、煮物などにした場合には、煮汁も食すようにし、加熱時間もできるだけ短時間にしましょう。
ちなみに、『ビタミンE+ビタミンC』の同時摂取は最高です! ビタミンCがビタミンEの抗酸化作用を高める力をもつためです。朝食に緑黄色野菜のサラダに植物油のドレッシング、そしてデザートにはヨーグルトとフルーツといった組み合わせは最高の活性酸素撃退メニューといえますね。