【活性酸素.JP】スポーツ好きなら知っておこう! 活性酸素の知識 - 活性酸素にも役割はある

活性酸素は悪さばかりする極悪人と思えますが、実は活性酸素を「ジキルとハイド」と称する学者もいるくらいの極端な2面性をもっているものなのです。ここまでは、冷血なハイド氏的一面をご説明してきましたが、ここでは、ジキル博士的な面をちょっとご説明していきたいと思います。

活性酸素は、強力な殺菌力をもつ物質でもあります。体内に入り込んだ細菌やウイルスを退治するのも活性酸素です。もっと詳しくご説明すると、好中球やマクロファージといった免疫細胞は細菌やウイルスの侵入を感知すると、活性酸素を発生させて細菌やウイルスを退治するのです。活性酸素は好中球やマクロファージにとって最強の武器ということになります。ですから、活性酸素が体内にまったく存在しない状態でも困ったことになるわけです。要は、バランスの問題。過剰に活性酸素が体内に存在すると悪さをするということなのです。

ちなみに、ケガをしたときの消毒薬であるオキシフルは活性酸素の殺菌力を利用した薬品です。オキシフルは過酸化水素という物質なのですが、これこそが活性酸素のひとつなのです。ただし、傷口の殺菌をすると当時に正常な皮膚も傷めて、キズの回復を遅らせてしまうということで、最近の消毒薬は過酸化水素を使っていないものが多いようです。


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